採用担当の山田です。
今では整体師として働いていますが、実は前職はシステムエンジニアでした。

大学を卒業してから約10年、大手企業の下請けとして数々のプロジェクトに携わり、短いもので数か月、長いものでは5年ほど同じ案件に関わることもありました。

仕事は好きでしたが、納期に追われ、毎日終電。納品が終わっても次の案件へ向かい、休みも心も余裕もない日々。
気づけば“誰のために頑張っているのか”もわからなくなり、お客様の声も届かず、上司から感謝されることもないまま、気づかれない努力を続けていました。

そんな生活に限界を感じ始めていた頃、
「いまの自分を変えたい」という気持ちを頼りに、思い切って整体の世界に飛び込みました。

■ 初めて感じた“誰かの役に立てた実感”

正直、知識も技術もゼロ。
患者様の前に立つたびに、「本当に満足してもらえたのか？」という不安だらけでした。

そんなある日、施術を終えた患者様が笑顔でひと言、
「ありがとう」
と伝えてくれました。

その瞬間、胸の奥がじんわりと熱くなる感覚がありました。

SE時代にはなかった、“自分の存在が誰かの役に立てた”という実感。
そのひと言だけで、「この仕事を選んでよかった」と心から思えたのを今でも覚えています。

■ 信頼が積み重なると、仕事が変わる

少しずつリピートしてくださる患者様が増え、
名前を呼んでくれるようになり、
世間話を交わせるようになり、
信頼関係ができているのが実感できました。

気づけば、あれほどあったモヤモヤや不安は消えていて、
仕事に向き合う姿勢も自然と変わっていました。

■ 本当に欲しかったのは「ありがとう」だった

今になって思うのは、
私があの頃一番欲しかったのは
“ありがとう”というただ一言の感謝
だったのだということです。

どんなに忙しくても、どんなに大変でも、
目の前の人からの感謝があるだけで、人はこんなにも救われるんだと知りました。

今では患者様からの「ありがとう」はもちろん、
スタッフ同士でも「助かったよ」「ありがとう」と自然に声を掛け合える環境で働けています。

■ 迷っているあなたへ

もし今、過去の私と同じようにモヤモヤを抱えながら働いている方がいたら、
どうか “あなたのありがとう” を大切にできる場所に出会ってほしいと思います。

整体師という仕事は、
人に感謝され、人に感謝を伝えられる。
そんなあたたかい循環の中で働ける、本当に素敵な仕事です。

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似たような境遇で悩んでいる方、ぜひ一度ご相談ください。